大須観音骨董市2026【開催日程・出店・食べ歩き・ご利益】名古屋完全ガイド

大須観音の恒例行事として毎月18日と28日の縁日に開かれる骨董市。

骨董商らが一堂に集まり、日本をはじめアジア各地から収集した希少価値の高い年代物・作家の一点もの・アクセサリー・おもちゃなどの骨董が境内に並びます。家内安全・五穀豊穣・合格祈願などのご利益があるとされる大須観音の境内で、掘り出し物との出会いと参拝を同時に楽しめるのが最大の魅力です。骨董市のあとはそのまま大須商店街で食べ歩きへ——名古屋を代表するお得な1日コースとして人気を集めています。このページでは2026年の開催日程・出店情報・食べ歩きスポット・ご利益まで詳しく解説します。

目次

2026年の開催日程・時間

毎月18日と28日の縁日に開催されます。

開催時間:6:00〜16:00頃まで

入場料:無料

雨天:決行

18日は縁日も同時開催されます。数量限定で甘酒が振る舞われるため、18日の開催は特ににぎわいます。

会場・アクセス

会場:大須観音境内(名古屋市中区大須2-21-47)

交通手段詳細
地下鉄鶴舞線「大須観音駅」2番出口 徒歩約2分
地下鉄名城線「上前津駅」12番出口 徒歩約7分

名古屋駅からは地下鉄で約10分・栄駅からは約5分とアクセスも良好です。駐車場は境内にないため、公共交通機関でのアクセスをおすすめします。

大須観音骨董市とは?

元亨4年(1324年)、北野天満宮の別当寺として現在の岐阜県羽島市桑原町大須付近に創建された真福寺が大須観音の起源です。鎌倉時代に建立され南北朝時代には全盛時代を築きましたが、水害などにより荒廃。その後、慶長17年(1612年)に徳川家康が真福寺の由緒と水難を免れた寺宝「大須文庫」があることを知り、真福寺を名古屋城下へ移転させました。これが今日の「大須観音」です。700年以上の歴史を持つ由緒ある寺院が、現在の名古屋随一の観音霊場として名古屋市民に親しまれています。

正式名称は「北野山真福寺宝生院」で、国宝の「古事記」の写本や重要文化財の「将門記」を含む約1万5千巻の図書を所蔵する「本朝三文庫」のひとつとして知られています。洪水から守るため清須越しと同時に現在の場所へ移転されたこの貴重な文書群は、京都の仁和寺・和歌山の根来寺の文庫と並んで国の重要文化財に指定されています。また大正琴の発祥の地としても知られており、境内にはその石碑も立っています。

毎日お護摩祈祷が行われており、節分では室町時代から続く「福の神鬼追いの儀式」と宝船行列も開催される歴史ある大須観音の境内で、毎月2回開かれる骨董市は、まるでスタジオジブリの『千と千尋の神隠し』の世界に迷い込んだような不思議な空気が漂います。昭和の香り漂う古道具と平成のポップカルチャー、令和のトレンドアイテムが不思議とすんなり混ざり合う独特の世界観が魅力で、渋い器や着物から可愛らしい雑貨やおもちゃまで、さまざまな骨董品がずらっと並びます。700年の歴史を刻む境内と、時代を超えた骨董品との組み合わせは、大須観音骨董市でしか味わえない体験です。

出店情報・何が買える?

日本をはじめアジア各地から収集した希少価値の高い年代物・作家の一点もの・アクセサリー・おもちゃなどの骨董が境内に並びます。具体的には以下のようなジャンルが揃います。

  • 和骨董:古伊万里・陶磁器・茶道具・漆器・掛け軸
  • 着物・和装:アンティーク着物・帯・和装小物
  • レトロ雑貨:昭和のおもちゃ・ブリキ・レトロ玩具
  • アクセサリー:ヴィンテージジュエリー・天然石
  • 古着:ヴィンテージウェア・レトロファッション
  • アジア骨董:中国・東南アジアの古美術・雑貨

アンティーク着物や陶器に昭和のおもちゃなど、色んな品が並ぶのが楽しくて、掘り出し物に出会えることも。ルチルクォーツなどの天然石が格安で見つかることも珍しくありません。見るだけでも楽しいという声が多く、骨董初心者でも気軽に足を運べる雰囲気が大須観音骨董市の特徴です。

出店を希望する方へ

大須観音骨董市は基本的に古物商許可証を持つ業者が出店しています。出店希望の方は大須観音または大須商店街振興組合の公式サイトで詳細をご確認ください。

大須観音のご利益

大須観音のご利益として知られているのは、入試合格・学業成就・厄除け・家内安全・身体健康・商売繁盛などです。中でも学業成就のご利益が特に強いと言われているのには理由があります。大須観音はもともと学問の神様・菅原道真を祀る北野天満宮の別当寺(神社を管理するお寺)として建立された歴史があるためで、「北野山」という山号もその流れを引いています。受験シーズンには合格祈願の参拝者が特に多く訪れます。

特別行事がある日以外は、毎日9:00と15:00の2回お護摩祈祷が行われます。お護摩祈祷は、人間の煩悩を表す特別な薪を燃やし願い事が成就するよう祈願するものです。骨董市の開催時間(6:00〜16:00)中にも祈祷が行われるため、骨董市と参拝を同じ日に組み合わせやすいのも大須観音骨董市ならではの魅力です。

大須観音は「なごや七福神」の札所としても知られており、本堂内の東側に布袋尊が祀られています。丸くて大きなお腹が印象的な布袋尊は、和合・富貴繁栄を司る神様です。布袋様のお腹をなでると福が授かるといわれており、参拝者が次々と手を触れるため、お腹の部分はつるつるに磨かれています。なごや七福神すべてを巡拝すると大願成就となり記念品がいただける「七福神めぐり」も人気で、大須観音はその出発点としてもよく選ばれています。

2月3日の節分には「宝船行列」と室町時代から続く「福の神鬼追いの儀式」が開催されます。本堂前で「福は内、福は内」の声とともに豆まきが行われますが、お寺の宝として祀られている鬼面に由来し「鬼は外」は禁句とされており、この鬼面は観音菩薩が姿を変えたものと伝えられています。骨董市の買い物の前後に本堂へ参拝し、ご利益をいただいてから掘り出し物探しに臨むのが大須観音骨董市の定番の過ごし方です。

骨董市のあとは食べ歩き!大須グルメガイド

大須観音骨董市の大きな魅力のひとつが、骨董市のあとそのまま大須商店街での食べ歩きへと移行できることです。大須商店街は名古屋カルチャーの発信地として知られ、老舗の名物グルメから最新スイーツまで多種多様な店が軒を連ねており、食べ歩きコースとして名古屋観光の定番になっています。骨董市は早朝6時から開催されるため、朝の涼しい時間帯に骨董市を楽しんでから、商店街でのランチ・食べ歩きへと移るのが黄金のコースです。


たこ咲(たこ焼き)

大須の路地裏で行列が絶えないたこ焼き専門店「たこ咲」。一粒一粒が大きく、外はふわふわで中はとろりとした絶妙な食感が最大の魅力です。アツアツのたこ焼きに別添えの天かすを好きなだけトッピングできるのも、たこ咲ならではの楽しみ方です。大阪で修業した店主が営む創業20年以上の老舗で、名古屋で一番美味しいとも噂される超絶人気店。行列は必至のため、骨董市を早めに切り上げて向かうのがおすすめです。


新雀本店(みたらし団子)

仁王門通本町の交差点前に構える老舗和菓子店で、食べ歩きグルメの名店がひしめく激戦区でも変わらぬ人気を誇ります。先代のおばあちゃんから55年受け継いだ秘伝のみたらしはまさに絶品。きなこはほんのりと大豆の甘みが香り、老若男女問わず愛される味で1本100円とリーズナブルです。骨董市帰りのひと息に最適なやさしい甘さです。 Tsite


昔の矢場とん 大須観音本店(味噌串カつ)

大須観音のすぐ裏に位置する「昔の矢場とん 大須観音本店」は、昭和22年の創業当時の矢場とんをコンセプトにしたレトロスタイルの本店です。この店舗の特徴は、店内飲食・テイクアウトメニューのほかに、食べ歩き専用の商品が用意されていること。食べ歩き専用メニューの「味噌串カツ」は、秘伝の味噌ダレをたっぷりと絡めた一口サイズで、商店街を歩きながら食べるのにぴったりです。骨董市の会場から徒歩約3分という立地も申し分なく、骨董市と食べ歩きをシームレスにつなぐ最高の一品です。


コンパル大須店(エビフライサンド)

大須店が開業したのは昭和23年。サンドウィッチとコーヒーが有名な老舗喫茶店で、大きな海老フライが3本入った「エビフライサンド」が定番メニューです。名古屋のモーニング文化を体感できる老舗喫茶として地元ファンに長年愛されており、骨董市のあとのランチタイムに腰を落ち着けてゆっくり食べるのに最適です。食べ歩きの合間に喫茶店でひと息つくという、名古屋ならではの過ごし方をぜひ体験してみてください。


楽しみ方ガイド

早朝6時開場が狙い目

できる古物ハンターは朝イチがマスト。まだ朝の5時という時間から、すでにお目当ての店の前で待機している人もいるほどです。掘り出し物を狙うなら開場直後の早朝が最もチャンスが高く、人気の品・状態の良い品ほど早い時間に売れてしまいます。

18日は縁日と骨董市のダブル開催

18日は縁日も同時開催され、数量限定で甘酒が振る舞われます。通常の28日より境内の賑わいが増し、屋台も出るためより活気ある雰囲気を楽しめます。初めて訪れる方には18日がおすすめです。

骨董市→参拝→食べ歩きの黄金コース

朝6〜8時に骨董市で掘り出し物探し→大須観音に参拝してご利益をいただく→大須商店街で食べ歩きランチという流れが、大須を丸ごと楽しむ黄金コースです。半日あれば充分に満喫できます。

初めての方へのコツ

  • 現金を多めに持参する(カード不可の店舗がほとんど)
  • 早朝6時の開場直後が最も品揃えが豊富
  • 雨天でも開催されるため傘を持参
  • 店主との会話から掘り出し物情報を得る
  • 参拝は本堂と布袋様の両方を忘れずに

よくある質問

大須観音骨董市はいつ開催されますか?

毎月18日と28日の年24回開催されます。開催時間は6:00〜16:00頃迄です。

出店はできますか?

古物商許可証を持つ業者が出店しています。出店希望の方は大須観音公式サイトでご確認ください。

入場料はかかりますか?

無料です。

アクセス方法は?

地下鉄鶴舞線「大須観音駅」2番出口から徒歩約2分が最もスムーズです。

. 大須観音のご利益は?

家内安全・五穀豊穣・合格祈願などのご利益があるとされています。


大須観音骨董市は、日本三大観音のひとつ・大須観音の境内で毎月18日と28日に開かれる名古屋を代表する骨董市です。家内安全・合格祈願などのご利益をいただきながら掘り出し物探しを楽しみ、そのまま大須商店街での食べ歩きへ移動できるという、名古屋観光の黄金コースの起点として多くのファンに愛されています。次回の18日・28日にぜひ足を運んでみてください。

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