青空個展は都内近郊にてほぼ毎週開催されている「てづくり市」です。クラフト・ジュエリー・衣類・木工・陶芸・焼き菓子などのてづくり作品を作家さん自ら販売します。そのなかでも代表的な開催地のひとつが「アート&クラフト市 at TOKYO SQUARE GARDEN」です。2018年より東京スクエアガーデンにて定期的に開催されており、京橋という美術商の街でハンドメイド作品との出会いを楽しめる人気イベントとなっています。このページでは2026年の開催日程・評判・口コミに加え、姉妹イベント「ハレマルシェ」との違いまで詳しく解説します。
2026年の開催日程・時間・アクセス
2026年は以下の日程で開催されます。基本的に毎月第2・第4土曜日です。
- 会場:東京スクエアガーデン(東京都中央区京橋3-1-1)
- アクセス:東京メトロ銀座線・都営浅草線「京橋駅」徒歩約2分/JR「東京駅」徒歩約8分
- 入場料:無料
7月・8月は開催が月1回のみとなっている点に注意してください。最新の開催情報は公式サイト(aozorakoten.com)または公式Instagram(@aozorakoten)でご確認ください。
青空個展 てづくり市とは?
青空個展は2009年10月に渋谷・代々木八幡宮からスタートしたてづくり市です。「モノにあふれている今だからこそ、ひとつひとつモノを大切にして、たくさんのタカラモノにめぐりあえる、そんな市を目指します」というコンセプトのもと、作家さんたちのオリジナルの作品が立ち並び、直接コミュニケーションを取ることのできる場として、2009年のスタート以来、長年にわたり開催されています。
都内近郊でほぼ毎週末に開催されており、アクセサリーや布小物・木工雑貨・キャンドル・焼き菓子など「日々の生活を少しだけ潤してくれるような」てづくり作品を、作家さん自らが販売し、作り手とお客様のコミュニケーションを楽しんでいただける交流の場となっています。東京スクエアガーデンのほかにもお台場・根津神社・SOCOLA武蔵小金井クロス・中野セントラルパークなど複数の会場をローテーションしながら定期開催されており、「根津神社 道草てづくり市」「お台場てづくり市」「中野セントラルパークMOTTAINAIてづくり市」といったように、会場ごとに異なる名前を持つのも青空個展の面白さです。
姉妹イベントである「世田谷てづくり市」も、世田谷観音の閑静な住宅街という趣ある雰囲気の中で2010年4月から毎月開催されており、住職の説法が聞きたいとリピーターも多く定着しているといいます。出展者は近隣の方をはじめ遠くは飛騨高山から訪れる方、美術系の専門学校の方、手づくり市デビューという初心者まで様々です。このように、会場ごとに異なる個性と歴史を積み重ねながら、青空個展というブランド全体が大きなコミュニティを形成しているのが特徴です。
出展にあたっては、出展作品はご自身の手作り品に限られ、出展者は作家(職人・アーティスト等)またはそれに準ずる活動をしている方に限定されています。団体・企業単位でのキャンペーンやサンプリング・勧誘・広報活動を目的とした出展はお断りされており、作家さんがこだわりを持って作られた作品のため、無理な値引き交渉などは極力ご遠慮くださいというルールが設けられています。また会場内でのライブコマースを目的とした動画配信や、会場の雰囲気を乱す行為も禁止されています。こうした細やかなルールのもとで、作家と来場者が気持ちよく作品を通じて交流できる場づくりが大切にされているのが、青空個展の大きな特徴です。
東京スクエアガーデンでの開催「アート&クラフト市」
東京スクエアガーデンでの開催は「アート&クラフト市」という名称で行われています。2018年から定期的に開催されており、都心のオフィスビル広場を舞台にしたハンドメイドマーケットとして定着しています。東京スクエアガーデンは、銀座と日本橋を結ぶ京橋地区に「人の動きをつなぐ空間」と「周辺にはない緑とゆとりの空間」を持つ複合施設として設計され、建物利用者に限らず京橋を訪れる人々が憩いくつろげる建築と緑が一体となった空間です。グッドデザイン賞も受賞したこの開放的な広場が、月2回のアート&クラフト市の舞台となっています。
会場のある京橋は、江戸の職人街として発展してきた歴史を持つ街です。江戸時代末期の浮世絵師・歌川(安藤)広重は、嘉永2年(1849年)から死去するまでの約10年間を大鋸町(現在の京橋)で過ごしたとされ、住居跡には今も説明版が設置されています。広重は晩年の代表作『名所江戸百景』全119枚のうち3枚を京橋の風景として描いており、当時から芸術と縁の深い土地であったことがうかがえます。
また京橋は「北大路魯山人」をはじめとする近代の巨匠の作品を扱う老舗美術商が店を構えるなど、現在でも古美術をはじめとする美術商の街として知られています。創業者が明治38年に北京へ渡って美術商になるべく学び、大正5年に東京へ進出したという100年以上の歴史を持つ老舗もこの地に根を張っており、関東大震災や戦災を乗り越えながら名品を守り継いできた美術商の歴史が、今も京橋の街並みに息づいています。
一般でモノづくりをされている方とプロの芸術家との違いはあれど、モノをつくることの楽しみ、そして作品を見て楽しむことに敷居など感じずもっと自由であっていい——そんな思いから始まったのがこのアート&クラフト市です。江戸時代から歌川広重が暮らし、現代も老舗美術商が軒を連ねる「美術と職人の街」京橋で、現代の作家たちの手づくり作品に出会えるという土地の文脈こそが、このイベントならではの魅力といえるでしょう。
青空個展の評判・口コミ
実際に出展した作家たちのリアルな声から、会場の雰囲気を見てみましょう。
ある出展者は「スタート時のお買い上げから、あまりにまったりな時間で心配になりましたが、午後3時過ぎにはアクセサリーをお買い上げいただけるお客様が増え始め、ホッとした」と振り返っています。時間帯によって客足の波があることがうかがえます。
また東京スクエアガーデンでの開催については「屋根があって風もあって、とっても過ごしやすい」という声があり、オフィスビルの広場ならではの快適な環境が評価されています。さらに「場所柄、外国の方がすごく多い」という声もあり、京橋・東京駅エリアという立地からインバウンドの来場者も多いことが特徴です。来場者層も10代から70〜80代まで幅広い年齢層が訪れており、世代を問わず楽しめるイベントであることがわかります。
出展者・来場者ともに「ゆったりとした雰囲気で作家と会話しながら買い物ができる」という点が、青空個展の評判の核となっているようです。
何が買える?出店ジャンル
クラフト・ジュエリー・衣類・木工・陶芸・焼き菓子など、ハンドメイド作家による幅広いジャンルの作品が並びます。具体的には以下のようなジャンルが揃います。
- アクセサリー・ジュエリー
- 木工・クラフト雑貨
- 陶芸・器
- 衣類・布小物
- 焼き菓子・フード
すべて作家さん自身による販売のため、作品の背景やこだわりを直接聞くことができるのが最大の魅力です。骨董市やアンティーク市とは異なり「新しい手づくり品」が中心のため、プレゼント探しや自分へのご褒美探しにもぴったりです。
ハレマルシェとの違いは?
「青空個展」と検索していると「ハレマルシェ」という名前を見かけることがあります。両者の関係について整理しておきましょう。
青空個展の公式Instagramのプロフィールには「★ハレマルシェはコチラ▶︎@hale_marche」と記載されており、両イベントは同じ「青空個展実行委員会」「株式会社東京リサイクル」系列の運営による姉妹イベントという関係にあります。
運営元の株式会社HALEの代表は、2012年に株式会社東京リサイクルへ入社し8年間営業を通して事業の経験を積んだのち、2020年4月に株式会社HALEを設立しました。HALEは「いつもの生活をちょっとだけハレの日気分に」をコンセプトに、関東を中心にハンドメイドイベントやアンティークマーケットを開催しています。
最大の違いは開催場所の傾向です。青空個展は東京スクエアガーデン・お台場・根津神社など公共性の高いオープンスペースでの開催が中心なのに対し、ハレマルシェは渋谷ヒカリエ・小田急百貨店ふじさわ店など商業施設内での開催が中心です。出展ジャンルやコンセプトは近いものの、会場の雰囲気は屋外型と商業施設型で異なるため、好みに合わせて使い分けるのがおすすめです。
よくある質問
- 青空個展の2026年の開催日程は?
-
東京スクエアガーデンでの「アート&クラフト市」は基本的に毎月第2・第4土曜日に開催されます(7月・8月は月1回)。最新情報は公式サイト・公式Instagramでご確認ください。
- 入場料はかかりますか?
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無料です。
- アクセス方法は?
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東京メトロ銀座線・都営浅草線「京橋駅」から徒歩約2分です。JR「東京駅」からも徒歩約8分でアクセスできます。
- 青空個展とハレマルシェは同じイベントですか?
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同じイベントではありませんが、同じ運営母体(青空個展実行委員会・株式会社東京リサイクル系列)による姉妹イベントです。青空個展は屋外オープンスペース、ハレマルシェは商業施設内での開催が中心という違いがあります。
- 値引き交渉はできますか?
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作家による手づくり作品のため、無理な値引き交渉は控えるのがマナーとされています。
青空個展 てづくり市は、東京スクエアガーデンを舞台に2018年から続くハンドメイドマーケットです。江戸時代から職人と美術の街として知られる京橋で、現代の作家たちの一点ものに出会えるのが最大の魅力。姉妹イベントのハレマルシェと合わせてチェックすれば、関東各地で開催されるハンドメイドマーケットをより楽しめます。月2回・入場無料という気軽さを活かして、ぜひお気に入りの作家・作品を見つけてみてください。
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